『こころの処方箋』 河合隼雄/著 古本屋かえりみちでもよくおすすめしている本のひとつ。日本のユング派心理学の第一人者である、河合隼雄さんが、日々を生きるなかでの心の問題を、ていねいに取り上げた本書。 「人の心などわかるはずがない」、「マジメも休み休み言え」などの、55編分の目次だけでも、はっとさせられます。常備薬のように、かばんにしのばせておきたい言葉たちです。