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『食卓に珈琲の匂い流れ』(1992年 花神社)茨木のり子 ※絶版

4,000円

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視ている人は必要だ ただじっと視ている人 数は少なくとも そんな瞳(め)が あちらこちらでキラッと光っていなかったらこの世は漆黒の闇 でも なんて難しいのだろう 自分の眼で ただじっと視ているということでさえ (「瞳」より) 『倚りかからず』や『自分の感受性くらい』などで知られる詩人・茨木のり子の作品集。表題作「食卓に珈琲の匂い流れ」ほか、全22編を収録しています。生きる、ということの寂しさと美しさ。人、というものの愚かさと温かさが、しなやかな言葉で、力強く綴られています。 帯に水濡れ状の傷みがありますが、そのほか特に問題なく、美本です。

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