{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

「アルテリ」四号

1,100円

送料についてはこちら

【収録作品】 「狂っちまえよ、と影が言う」姜信子 「詩〈五篇〉」石牟礼道子 「石牟礼さんの訪問記」町田康 「1通の手紙」伊藤比呂美 「むかしのうみ」坂口恭平 「かみ」坂口恭平・田尻久子 「浜田知明さんの青春」小野由起子 「南天の木」浪床敬子 「療養所今昔ばなし」関敬 「小説的俳句はだめだが俳句的小説は成立するらしい」跡上史郎 「書き初め」松嶋圭 「カリガリ物語②」磯あけみ 「『現車』はどこが凄いか」渡辺京二 表紙画 坂口恭平 病、災害、差別…。 ひとくくりにしてしまえば簡単なひとりひとりの「生きるくるしみ」。 その苦悩とともに、思考へと向かい、言葉へと導かれていく人々のほとばしる生命を感じます。 ---------------- 熊本の文芸誌「アルテリ」は、昨年12月に亡くなった思想史家・渡辺京二さんの呼びかけにより創刊。 田尻久子さんの営む橙書店が中心となり、現在も編集・出版をつづけています。 「アルテリ」には、ロシア語で「職人の自主的な共同組織」という意味があり、「ものを書くことでしか生きられない人たちをつなぎ、居場所をつくってやりたい」という渡辺さんの思いとともに始まりました。 これまでに関わってきた作家は、石牟礼道子、伊藤比呂美、坂口恭平。池澤夏樹や谷川俊太郎、町田康らも寄稿するなど、多彩な書き手に引きこまれます。

セール中のアイテム