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「アルテリ」十三号

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【収録作品】 「100ものがたり」いしいしんじ 「アルテリ対談」渡辺京二×池澤夏樹 「日録③」石牟礼道子 「「最後の人」に連れられて」谷口絹枝 「日記抄②」渡辺京二 「空地」磯あけみ 「柊の棲家」水野小春 「ミケヤマと白鳥と老人の俺」吉本由美 「2021年10月23日」坂口恭平 「うめぼしのうた」浪床敬子 「男たちの言葉」ゆうた 「伝える」田尻久子 巻末特集「猫写真」 「アルテリの猫」田尻久子 表紙画 アジサカコウジ 作家・石牟礼道子を公私ともに支えてきた渡辺京二さん。 小説家でありながら、『世界文学全集』の個人編集も手がけ、その収録作品の一つに『苦海浄土』を選んだ池澤夏樹さん。 二人の貴重な対談をご覧ください。 (猫の写真がたっぷり!なところも、今号の魅力です!) ---------------- 熊本の文芸誌「アルテリ」は、昨年12月に亡くなった思想史家・渡辺京二さんの呼びかけにより創刊。 田尻久子さんの営む橙書店が中心となり、現在も編集・出版をつづけています。 「アルテリ」には、ロシア語で「職人の自主的な共同組織」という意味があり、「ものを書くことでしか生きられない人たちをつなぎ、居場所をつくってやりたい」という渡辺さんの思いとともに始まりました。 これまでに関わってきた作家は、石牟礼道子、伊藤比呂美、坂口恭平。池澤夏樹や谷川俊太郎、町田康らも寄稿するなど、多彩な書き手に引きこまれます。

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