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「アルテリ」十四号

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【収録作品】 「道子さんへ」森崎和江 「悶え神の憂鬱」池澤夏樹 「自爆のような復活〈日録④解説〉」町田康 「日録④」石牟礼道子 「ファミリー・ビジネス」川野太郎 「2人の時間」浪床敬子 「アルテリ対談」渡辺京二×坂口恭平 「日記抄③」渡辺京二 「空き地」吉本由美 「ふう」磯あけみ 「願う」田尻久子 「原告意見陳述要旨と、世界の見え方の話」ゆうた 表紙画 黒田征太郎 2022年8月に刊行された今号。 同年6月に95歳で亡くなった詩人・森崎和江さんと、石牟礼道子さんの往復書簡からはじまります。 「アルテリ」の発案人である渡辺京二さん創刊号から原稿を寄せてきた坂口恭平さんの対談は、約10ページにわたるボリューム。 太平洋戦争の時代を生き、水俣病闘争にも関わるなど、これまでの時代を見つめ続けてきた渡辺さんに、坂口さんが、素朴な問いを投げかけます。 そのほか、じっくり読みたい、貴重な資料がつまった一冊です。 熊本の文芸誌「アルテリ」は、昨年12月に亡くなった思想史家・渡辺京二さんの呼びかけにより創刊。 田尻久子さんの営む橙書店が中心となり、現在も編集・出版をつづけています。 「アルテリ」には、ロシア語で「職人の自主的な共同組織」という意味があり、「ものを書くことでしか生きられない人たちをつなぎ、居場所をつくってやりたい」という渡辺さんの思いとともに始まりました。 これまでに関わってきた作家は、石牟礼道子、伊藤比呂美、坂口恭平。池澤夏樹や谷川俊太郎、町田康らも寄稿するなど、多彩な書き手に引きこまれます。

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