「いちばん大切なのは、
一生懸命、生活すること。
一生懸命したことは、いちばん純粋なことであり、
純粋なことは、もっとも美しく、尊いことです」
ーー本文より
だれもが忙しなく生き、食事を気にかける余裕もないさえ多い、現代。
一方で、SNSが広がり、本来プライベートな存在であるはずの食事は、「映える・魅せる」ものとして意識されるようにもなりました。
そんな今、日本料理に精通した土井善晴さんが唱えるのは、「健康、美しい暮らし、心の充実、実現するべき仕事を支える「要」」としての「一汁一菜」。
みそ汁とご飯を基本とした、内的で素朴な食生活を提案します。
かえりみち夫婦の家庭料理ではもちろん、自営業仲間もお守りにしている人多数の一冊です。
精神的ストレスで生活を見直したい人。忙しさから抜け出したい人。料理なんてやめちまいたい人も、まずはぜひ、読んでみてください!