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『〈寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常』

2,640円

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『〈寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常』入荷しました すこし前にストーリーズにちらっと掲載しましたが、里山社さんからあたらしい本が届きました。 上川多実さんの 『〈寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常』 という作品です。 装丁は名久井直子さん、装画は花松あゆみさんです。 関西の部落出身である両親のもと、東京の町で育った上川さん。 結婚や就職の際に差別を受けてきた両親からは「差別に負けずに生きていきなさい」と言わるいっぽう、学校では周囲の人に、部落差別はもうないかのように接せられてしまい…。 進学、就職、結婚や育児などをはじめ、自身の日常生活の中で部落出身であるということに立ち止まり、問いかけ、向き合っていく上川さんの姿が印象ぶかいエッセイです。 まえがきには、こんな言葉が添えられています。 「差別について書いてある本だと宣言してしまうと、なんだかつらくて悲しい話だと思われてしまうかもしれないが、そう感じる人にこそ、ぜひ最後まで読んでほしい。私はできるだけ、差別というものから目を逸らさず、向き合いながら生きてきた。その中で見えてきたつらさや悲しみだけではない景色を、一緒に見てほしいのだ」(「まえがき」より) この上川さんのお気持ちが、一文一文から伝わってくるような各章。 親しくなった友人に、ふと自分のコンプレックスや身の上話をしてもらえたときのことを思い出しました。 素朴で、あたたかくて、まっすぐな上川さんのまなざしに導かれながら、等身大のまま、差別という問題と結びついていけるような作品です。 入荷してはや1週間。この本がある場所で生まれる会話からも、何かが動き出すのを感じています。 かえりみちでは、ちがいについて語り合うような催しも、今後開いていきたいと思っております。 いきなり手に取るには緊張しちゃうなあ、という方や、気にはなるけどどうしようかなあ、という方は、まずは立ち読みでもぜひ。 2640円での販売です。 個人的な感想なども含めた少し長い文章も書きました。よろしければ下記よりご覧ください。 https://kaerimichi-furuhon.stores.jp/news/65b9ed1e921a70002f2d571a

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