とおい昔、マヤ地域のお話。
そこで人々は、ウィピルという、色あざやかな織り物で作った服を着て、暮らしていました。
さて、マヤのあるみずうみのほとりで、ラサとかあさんが、織り物を生業にして暮らしていました。
小さかったラサも、毎日かあさんに教えてもらううち、すばらしい機織りができるようになり、一人で市場に向かうようになります。
しかし、あまり社交的ではないラサは、市場でもうつむきがち。
美しい織り物がなかなか手に取ってもらえず、困っていたラサでしたが…。
中米・グアテマラで今も「織り継がれる」民族衣装・ウィピルと、マヤの人々を描いた物語です。
細部まで彩りゆたかな絵を、じっくりとご堪能ください。
※old factory booksさんのオンラインショップで買われると、もれなくサインをいただけるようです!