

「今では過ぎ去ってしまった犬山の暮らしの細部を留めおこう」と始まった聞き取り集「語りの種」シリーズ。
第2弾の前半は、犬山城下町から南につづく「下本町商店街」特集。
下本町商店街は1980年代ごろまでは、近郊から買い物客が集うにぎやかな商店街で、「銀座」と呼ばれることもありました。
一時期はシャッター街として「寂れた場所」というイメージを持たれることも多かった下本町ですが、近年はリノベーションによる再活性化も進み、デザイン事務所やセレクトショップ、飲食店なども並んでいます。
そんな下本町商店街に縁の深い方々が、江戸時代ごろから現在に至るまでの歴史をふり返ります。
後半は、「故きよき犬山のマチをフルに楽しもうと、アートや文化に焦点をあてた「犬山フルまちミュージアム2023」でのイベントや展示を紹介。
写真や地図、映像などの「記録」とそれぞれの人の持つ「記憶」が重なっていくさまを、ぜひ本を読みながら体感してみてくださいね。
下本町商店街は古本屋かえりみちから徒歩5分弱なので、この本を片手に町を歩くのもとってもおすすめですよ!