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山田太一セレクション『早春スケッチブック』里山社(新品の本)

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一流大学合格をめざす高三の和彦は、勝気な中一の妹・良子、信用金庫で働く父・省一、ときどき花屋へパートに出る母・都と暮らしている。 和彦は都の連れ子、良子は省一の連れ子ではあるが、お互いに心をかけ合いながら、穏やかで平凡な毎日を送っていた。 しかしある日、見知らぬ女性が和彦を訪ねてやってきた。彼女に無理やり連れられてたどり着いたのは、古い西洋屋敷。頼まれた通りに掃除をしていると、和彦の前に酔っ払った男が現れて…。 テレビドラマ「早春スケッチブック」(全十二話)と、「春日原一枚」(全一話)のシナリオ集です。 町のどこかで今日も生活を送っていそうなほど親しみ深い人、唯一無二の存在感を放つ人。どちらの個性もていねいに描きながら、生きること、死ぬこと、家族とは、、、とを深いまなざしで問うようなシナリオに、胸が熱くなります。 シナリオを読みなれない方でも、「文字でドラマをたのしむ」と思っていただければ、気軽に開いていただけるのではないでしょうか。 会話を主体とした文章なので、パラパラめくっているだけでも心に刺さる台詞にどきりとします。 そういう意味では、かえって小説よりも読みやすいかもしれません。 ドラマを「イッキ見」する気分でぜひ。

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