お知らせ

第二回「積ん読をかこむ会」

強い日差しにも
集めすぎた本にも、
向き合う方法は
多分ある…


7月12日土曜日夜6時半から(90分〜120分程度)
古本屋かえりみちにて
要予約、先着順
定員:5名
料金:500円
用意するもの:あなたが積ん読している本(1冊〜持てるだけ)、なんとかして読みたい気持ち

手元の本を読み終わっていないのに、
気づいたらなぜか本屋で買い物をしている…。

人にすすめてもらったはいいものの、
いまいち読むタイミングをつかめない…。

そんなふうにして、
読んでいない本を家の片隅に積み上げてしまっている、
あなたのための読書会(?)です。

まだ読んでいないし、
近々読む予定も立てていない本を持ち寄りましょう。

そもそもなぜこの本を手にしたのかを思い出したり、
参加者同士で目次や内容を少し読み合ったり。

運が良ければ、すでにその本を読んだ人から
ちょっと感想を聞くことができるかもしれません。

「積ん読本」の山を囲んで話しながら、
目の前の本と出会い直す機会となれば幸いです。

「積ん読本」の会なので、
もちろん本を読んでくる必要はありません。
(というより、読んだらそれはもう「積ん読本」ではないですし…)

店頭、メール、電話、SNSのDM等で
気軽にお申し込みください。

ここからは前回のレポートです

昨日第一回を開催した「積ん読をかこむ会」。

2枚目の画像が会の様子、3枚目の画像が持ち寄った本です。
10年以上打ちやっている本から、数日前に買った本まで。
1冊の方もいれば
10冊近くお持ちになる方もいらっしゃいました。

同じタイトルの本を持ってくるという偶然や、
「この本読んだことあるよ!」の声。
さらに、「私も買うので、一緒に読んでみましょうよ」と
本があらたなご縁を紡いでくれる瞬間の数々に立ち会えて、
なんだか忘れがたいひとときでした。

「タイトルに惹かれたから」
「ブックデザインが美しかったから」
「向き合いにくいけれど大事な内容だから」
といった理由で手に取り、
しかし読むタイミングをつかめずに年月が重なる。

でも、引っ越しのたびに手放さずにいた、
新訳が出たら買い直した、
そして、いつも見える場所に置いていた本たち。

積ん読の山を囲みながら話すことは、
なんだか、自然と過去をふり返り、
「自分はなぜ本を手に取るか」発見することかのようでした。

また、「読めなかったんだよねえ」
という等身大の視点から
語り始められたことも心地よかったような。

何よりも、「読んだ」「読まない」ではなく、
本に安心を抱いてきた記憶を確認できただけで、
この会ができてよかった、と感じております。

第二回も、はじめて・連続参加を問いませんので、
ぜひ、みなさん気軽にお越しくださいね。